どうもこんにちは!しゃけごんです。
春なのに寒かったり暑かったり、自律神経がどうにかなっちゃうよ!そんな毎日を日々送っております。
やっと暖かくなってきたので少し睡眠も朝型になりつつあって、こうやってブログも書くか!って気持ちになれてきたのでちょっとずつ再開したく思います。
iPad mini A17Proの生活は良い、だがしかし。
昨年の秋ごろに、iPad Pro M4 11インチを奥さんへ譲り、自分はiPad mini A17Proをメイン機として、どこにでも連れ歩いています。
小さいので街使い用のボディバッグなどに放り込んで、行った先のカフェで献立を考えたり調べ物したり、ミニキーボードを持っていってブログを書いたりPythonistaでPython書いたり自分の需要はかなり満たされています。
数年前の記事でiPad mini6とiPad Pro 12.9インチをメインとして使用する、ような記事も書きました。
機動性のiPad mini、大画面での利用も捨てられないという気持ちで運用して、やっぱり標準サイズが良いと思って11インチに戻ったりはしたのですが、やっぱりiPad miniの機動性には何にも替えられない良さがあるので、結局iPad miniなんだぁと自分ではまた新たな結論を持った2024年だったと思います。
iPad mini A17Proに足りないもの
機動力はiPad miniが最高なのですが、やはり足りないと痛感することもあります。
まず第一は画面サイズ。それはもうトレードオフでしかないのでiOSを利用する上では仕方がない事で小さい事は逆に長所でもあるんですが、日々の動画の視聴やPDFなどでの資料閲覧・楽譜の表示・Logic Proでトラック数を多く全体を見通したい・Procreateで大画面でドローイング作業が求められる場合など、いざ大きな画面で見たいコンテンツでは当然領域は狭くなってしまいます。
これはどうしても仕方のない事といえます。
足りないといえば120Hzガーとかありますが、日常使いで特に問題となることは無いのでここでは除外します。120Hz、いや90HzのiPad miniが出たらノータイムで乗り換えますけどね…。
話は戻して、画面サイズに付随して私が一番iPad miniでは辛いポイントは、出先でのMacbook Proの画面拡張をiPad miniの8.3インチでSideCarを使うとかなり画面が小さい、という点が挙げられます。
自分は日曜プログラミングなどを集中して行いたいときはコワーキングスペースにドロップインして作業をするのですが、その際に2画面にすると効率が良いのでiPad Proの12.9インチは重宝したのですが、それももうドナドナにより11インチiPad Pro M4に姿を変え、さらにそれを奥さんへ献上したので今は8.3インチのiPad mini A17Proでしか行えなくなりました。
さらにそれを解消すべくモバイルモニターも購入したのですが、家での作業はすえ置きの42.5インチ+27インチの大画面、外に持ち出すのは1ヶ月に1度あるかないか、そんな使用頻度の低さでいつの間にやらキッチンでAppleTVに繋いでYouTubeやU-NEXTの専用端末となっていました。
なので、iPadのようにそれ単体で利用することができ、必要となればその本体がモバイルモニターになる、それを大画面で。そんな夢の端末があればいいのになぁという気持ちになっていました。
ということで、私が今の構成で足りて無いと思うのは、動画視聴・楽譜などの一発視認のための画面サイズとMacbook Proとのモバイルモニター用途の2点が13インチ端末に求める事と思っていました。
そんな最中、春のセールで見つけてしまいました。この変態端末を。
Lenovo Yoga Tag 13
以前から目はつけていたのですが、値段が7万円くらいだったので、それだったら厳しいなぁと思っていたのですが、セールで4万円台にまで下がっていたので、これはと思い購入しました。

Lenovo タブレット 13インチ 【8GB / 128GB / Snapdragon 870】 Yoga Tab 13 Android 12 Wi-Fiモデル キックスタンド搭載 Micro HDMI入力ポート ZAA70000JP
この製品の凄い所は13インチ大画面でありながらSnapdragon 870でヌルヌル動作で自立するキックスタンドが本体に付いたAndroid端末の上にmicroHDMIで繋いだらモバイルモニターにもなるというとても面白い端末です。
Android13で更新が止まってしまっているのでその辺りはちょっと気になる点であと何4・5年はまともに使えるかなと思いますが、その後にでもモバイルモニターとしての余生があると考えると長く使える感じがして良いですよね!
モバイルモニターとして利用した際に13インチで2160 x 1350と高さが一般的なフルHDのモニターより高いのがまたポイントが高い所でモバイルモニターは一般的にゲームで黒縁を出さないように高さは16:9になっているものも多く、Excelやコーディングに使用するエディタなどは多くの行を1画面でより多く視認できる事がストレスの無い環境と考えているので、高さが少しでも高い方がありがたいですので、これは良いポイントだと思います。
そして本来はAndroid端末であるのでバッテリーを内蔵していて、モバイルモニター時に電源をつけなくても使えるのがまたポイントが高いですね!
ちなみにリフレッシュレートは53Hzとちょっと特殊な値です。使ってみた所特に問題はなさそうな感じです。
端子がmicroHDMIなのでちょっと側面からのダメージに弱そうなイメージがある事と、microHDMIとデバイスをつけたままにしてデバイスの電源を落としても画面がAndroidに戻らず画面にも「信号がありません」のような画面が出っ放しになるので、簡単に取り外せるようにmicroHDMIをL字でHDMIに変換するコネクターとマグネットでHDMIを取り外せるDAIADのマグネットコネクタを別途用意しました。

Duttek 8K L字型マイクロHDMIアダプター 90度マイクロHDMIからHDMIアダプター 48Gbps UHD HDMI 2.1メスからマイクロHDMIオス延長コネクター カメラビデオカメラ用 タブレットデジタル用 2個パック

DAIAD HDMI ケーブル マグネット コネクタ L字 磁石 変換 アダプター 着脱 磁気 HDMI2.1 8K 60Hz HDR 楽々接続 (上向き)
これだと使わない時はマグネットでスッと外すだけなので結構取り回しやすくなります。
マグネットも結構強めなので簡単に外れる事はなくて良いです。
外出などはちょっと出っ張りが気になるので外しますが、宅内では結構使い勝手が良いです。
キックスタンド内蔵はかなりアリ
iPadやKindle Fireなど一般的なタブレットを使っていて画面を平らな机に置くのは普通ですが、やはり動画を見るときなどはスタンドさせる用途が出てくると思うので、MOFTの非粘着スタンドや今ならタブレットの背面にマグネット素材を貼り付けてMagSafeにしてスタンドするような事も当たり前となってきました。
ダイソーなどでもスタンドとしてMagSafe化するようなシールが売られていることもあったりしますね。

MOFT【公式直営店】ノートパソコンスタンド 非粘着式 15°&25°二段階調整可能 軽量薄型 タブレットスタンド 15インチまで対応 持ち運び便利 コンパクト 折り畳み (ブラック)
iPad mini A17ProにMagSafeをつけるという記事も書きました。
このYoga Tab 13は元々本体にキックスタンド兼ハンドルがついていて、背面についているハンドルをグイッと角度をつけるだけでスタンドするある意味思い切った作りとなっています。
13インチでタブレットを使うやつなら動画を立てて見たいやろ?そんな事を言われている気がします。
でもまあそれが、便利なんですわ。。。スタンドするためにケースを買わなくても良いし、本体にがっつりくっついてくるものなので、耐久性も高いですし、そのハンドルをどこかにひっかっけて吊るして使うも良いので、横置きにはとても良いですね!
縦置きはちょっと工夫が必要かも
楽譜用途の縦おきにはちょっとこのハンドルでは自立できないので、その他のスタンドが必要になりますが、手に持って縦でマンガや固定レイアウトの技術書や雑誌などが見たい場合はまたこのハンドルが役に立ってホールドして見られるし掴む側と膝などに置く側で力が分散されてちょっと軽い感じもします。
縦置きのスタンドですが、右側面は電源ボタンや音量ボタンがあるので、左側面下側に立てたいですが、アプリによって方向が固定されていて右側面を下にしないといけない場合があり、私もその一人なのでどうしようかと考えた所、ちょうどUSB-CをDAIADのマグネットコネクタを入れていたので、少し高さを稼げたので、ボタン部分を浮かせながら右側にちょっと大きめのガッチリしたスタンドを置くことでうまいこと立てることができました。

DAIAD マグネット充電ケーブル 9ピン PD 100W USB C Type-C eMarker 5A 急速充電 データ転送 360度回転 LED ナイロン 防塵 (グリーン, 1m)

DAIAD タブレットスタンド モニタースタンド iPadPro iPadAir iPadmini iPad専用スタンド 360度回転 折りたたみ 無段階調整 放熱 安定 高さ調節 アルミ合金 シルバー
アプリ側の縦の方向固定がなくなればいいのに。
iPhone16 Proとの画面サイズの違いですが、やはり4倍くらいのサイズ差があります。密度は違いますが、それを超える良さがありますね😆
そしてPDFや本の閲覧はAndroidなのでページめくりをBluetooth端末に対応したアプリであればさせられるのも良いですね。

Donner タブレットページターナー ワイヤレス Page Turner 楽譜をめくるペダル ハンズフリー (ブラック)
Donnerのページ送り用フットスタンドも認識して、PDFを付属のPDFリーダーで読み込んで3番の上下スクロールでスクロールさせられました。これで1つ大画面での楽譜表示欲が満たされました🤤
ペンシル対応!
そしてまた面白いのが、このYoga Tab 13はアクティブスタイラスにも対応していて、MMPというマイクロソフトペンプロトコルに対応しているとのことで比較的安く手に入れられます。

MILPROX Surface用タッチペン 4096段階筆圧 パームリジェクション機能 磁気吸着 傾き検知対応 右クリック 消しゴム 自動オフ USB-C充電 Surface3/ Surface Pro 3/4/5/6/7/8/X/Surface Laptop/Laptop2 /Book/Book2/ Studio/Go/Go2/Go3などに対応
書き心地はApple Pencilまでとはいきませんが、メモを取る用途くらいであれば全然問題ない感じです。絵を描くまで考えるとパームリジェクションやペンの挙動と反応速度がiPadシリーズの方が一枚も二枚も上手なのでそこは割り切りが必要かと思います。
Apple Pencilに慣れているとペンもマグネットで置き場所があるのですが、この端末にはないので、ペンホルダーを購入して背面に貼ることでいい感じに収納できました。

【極薄0.5mm】BEGALO Apple Pencil アップルペンシル 対応 充電ホルダー タッチペン スタイラス S-Pen ホルダー 接着シール 貼付タイプ 【3枚組】 手帳
この端末はハンドルで軽くスタンドさせる事ができるため、平坦に置くことが無いのでこのペン位置でも大丈夫ってなワケです。
ひとつ注意が必要なのは、Androidとして動作している時はペンが使えますが、モバイルモニターとして使う場合はペン・およびタッチでの入力は使えなくなります。モバイルモニター時はタッチ走査で画面の比率変更や画面の明るさを調整するだけのモードとなります。
Androidとしてのスペックはどう?
この本体が販売されたのは2021年と4年落ちですが、snapdragon 870のメモリ8GBは当時でハイスペック、現行のスペックで言うとミドル・ハイクラスとなり、重めのゲームでも設定を変えたら結構動作する程のスペックとなっています。
試しに6万ポリゴンで有名な学園アイドルマスターの18万ポリゴン?の最近実装されたユニットライブでのYoga Tab 13と最新のiPad mini A17 Proでどの程度動作が違うかを動画にしてみました。
今回どちらも品質は「高」で描画してみました。この場合、iPad mini A17Proはさすがにヌルヌルしていますが、Yoga Tab 13も型落ちとはいえ許容範囲の動作を見せてくれました。その上この画面サイズの違いなので迫力はYoga Tab 13の方があると思います!
ちなみにYoga Tab 13では60FPSで品質「標準」ではヌルヌル動作、「高」ではちょっと描画がザラつくかなって感じで「標準」では十分に鑑賞できるスペックです。さすが4年前でもハイエンドの座に君臨していただけあります。
その性能は普段使いの挙動現れておりスクロールのもたつきや、ブラウザでリンクをタッチした時の待ち時間などストレスのかからないレベルの動作で大満足です。
以前Windowsのカメラ用途で購入したMotorolaのg64y(2024年12月に中古で15800円で購入)と比べてもその差は歴然です。
ハイエンド端末とローエンド端末の違い
ローエンドはローエンドなりの動作、例えばUIはヌルヌルするけどアプリの起動はちょっともっさりするというようなUIのアニメーションの裏で本来の動作の遅さをカバーするような挙動といいましょうか。かのiPhoneもスペックが落ち着くiPhone5まではマシンスペックの低さをUIの妙を使ってストレス軽減をしていたので手法としては全然アリで、Web技術などでは今でも当たり前に利用されている手法ですね。ローエンド端末はこの手法に頼っている事が使ってみてとてもわかります。
しかしながら、型落ちとはいえ4年前のハイエンド端末は違うと思います。めちゃくちゃ速いです。
Androidはスペックおよび価格にスペックが直結しますが、つい先日まで8万円台だったこのYoga Tab 13はミドル・ハイのスペックに偽りはありません。自分のAndroid観の覆るスペックだと思いました。
結果的に大満足!
一度iPad Proにて12.9インチのタブレットを使ってしまったらもう戻れなくなる…そんな想いを持っていたのも事実でしたが、なぜ13インチが良かったのかを改めて考えた所、自分にとっては代替の効く箇所だったので結果的にYoga Tab 13を買って大満足でした!
早速、このGWに近所のコワーキングスペースで作りたいものを作るのにモニター2枚構成となりかなり効率は上がりました!作りたいものがちょっと壮大だったためGW中に作り上げることはできませんでしたが、それはまた別の話で。写真でチョイ出し。何をやっているのでしょうか、ヒントは生成AIです😎
さて、この端末の難点を1つ挙げるのならば、前述の通りAndroid13で止まっている事ですね。
セキュリティアップデートくらいは降ってきても良いのにとは思いますが、それはAndroid端末の宿命でもありiOSが異常までありますので、Androidが使えなくなってもモバイルモニターとしてバリバリ使えますので製品としては息の長いモノと感じます。
2025年でもバリバリ使える!これを私の結論としたいと思います。よーし使うぞ!
