どうも!春が来ましたね!しゃけごんです!
今年の花粉は3月初頭はまぁまぁやばかったですが、それからは落ち着いて余裕かなぁって思っていますが、ヒノキの飛散量が上がるそうなのでひょっとしたらここからまた上がってきちゃいそうなので怖い所ですね…。
さて今回は、サウンドバー「DENON DHT-218K」のレビューブログ版です!
我がYouTubeチャンネル「しゃけごんチャンネル」でも実際の製品を撮影した動画や製品使ってみた感想レビューなどをキャラクターに扮したしゃけごんとずんだもんとでコミカルに紹介しました。
動画で見たいよ!って方は以下からチェックしてくださいね!
サウンドバーで失敗していた過去
数年前に2万円までのサウンドバーを購入したことがあって、そのサウンドバーの音がかなり低音にチューンナップされており、どのサウンドモードで聴いてもベースだけが異様に響いていて私にはあまり好みではありませんでした。
特にYouTubeなどで動画を楽しんでいると、音楽はついているのですが整音などがされておらずとにかく音楽があればいいようなシーンだと声より音楽の出すベース音が目立つことで動画の会話への集中力が上がらずなんとも微妙な気持ちになったのがサウンドバーとの出会いでした。
なので、会話をリスニングするくらいならモニターについている最低限のでも良いか、とも思っていたのですが、その後その延長上にありそうな1万円までのサウンドバーを買ってみたりしたものの、今度は高音域が強すぎてかなりしんどい音だったので、自分にはサウンドバーは合わないのかも、と思ってそのまま倉庫に眠らせて引越しの際にリサイクルショップに売っぱらってしまいました。
ただ、小さいながらもJBLのBluetoothスピーカーが低音が少し大きめのチューンですがそこまで不快感がなく、声も音も分離して聞こえててとても気に入っていたので、サウンドバーへの憧れはありつつ、もう失敗したくないなぁって思っていたのも事実でした。
Amazonで見つけた「ぴゅあおじ」
そんな中Amazonで何となくサウンドバーを見ていたら Pureモードを売りとしていたサウンドバーDENON DHT-S218Kを見つけて特徴を見ていたら何やらイケてるおじさんの写真が載っていて…とその辺りは動画を見ていただきたいのですが、この方はDENONの音の番人ことデノンサウンドマスターの山内慎一さんのお写真でした(画像はイメージです)
このサウンドバーは他社のサウンドバーの特長であるバーチャルサラウンドや重低音競争へいかず、サウンドバーをピュアオーディオ用の哲学でスピーカーで作るという山内慎一さんの持つでVivid & Spaciousの哲学が持ち込まれたとサウンドバーということで、自分のサウンドバーへの違和感がここで解消された!と感じてこのぴゅあおじの思想を信じて購入して見ることにしました。
Denon サウンドバーDHT-S218K
モニター下に配置してみた
50インチのモニター兼テレビの下に配置してみました。モニターの方が目立っててすみません。
50インチよりも少し小さめなサイズなので、幅60のサウンドバーマウントDeVESAマウントついているモニター下につけることができました。
私は数年前に購入したもので今もう廃盤になっているようでしたので、似たものを紹介しておきます。
XINLEI ユニバーサル サウンドバーマウント
このDENON DHT-S218Kは低音の出すサブウーファーが下向きに2つついているため、サウンドバーの置き面を塞がないように注意して設置しましょう!
HDMI 2.1混在環境の注意点
我が家の接続構成
まずは今回の環境をさらっとお伝えおくと、モニターはeARC対応のもので、そこにDHT-S218Kをつないで、さらにサウンドバーのHDMI入力側にPCとNintendo Switch 2を接続するという構成です。
PCの方はGeForce GTX 1050Tiを積んだちょっと古めのマシンで、HDMI端子も最新規格には対応していません。一方のSwitch 2はHDMI 2.1対応なので、この2台は世代がまるっきり違うという状況でした。
画面がブツブツ切れる怪現象
で、いざ接続してみたら、PC側の映像がブツブツ切れるという症状が出てしまいました。
完全に映らないわけではなく、表示されたり消えたりを繰り返すような、いかにも信号のハンドシェイクがうまくいっていない感じの切れ方です。
ところが不思議なことに、Switch 2だけを繋いでいる時は全く症状が出なくて快適です。
Switch 2ならちゃんと安定して映るのに、PCを混ぜると途端に不安定になる。ここでなんとなくこれはHDMIの世代が揃っていないのが原因?という予感がしてきました。
eARCをオフにしてARC接続にしたらウソみたいに安定した
色々試した結果、最終的にたどり着いた解決策はシンプルで、サウンドバー側の設定でeARCをオフにして、従来のARCで接続するというものでした。これに切り替えた途端、あれだけ頻発していたブツ切れ現象がピタッと止まって、それ以降は超安定しました。
eARCで得られるロスレス系のフォーマットは諦めることになるのですが、普段使いの安定感の方がやっぱり優先したいところですし、Pureモードで音楽や映画を楽しむ分にはARCでも十分気持ちよく鳴ってくれるので、個人的にはこれで使えてるしまぁいいか!と思っています。
eARCは"全員HDMI 2.1"が前提っぽいのかも
今回のことで改めて実感したのは、eARCって経路上の機器が全部HDMI 2.1世代に揃っていないと、期待したようには動いてくれない場面があるんじゃないかなという点です。
たぶん古い世代のHDMIを挟むとどこかで信号のネゴシエーションがうまくいかなくなるのかなと思うのですが、混在環境で不具合が出たらまずはeARC→ARCへのフォールバックを試してみるとひょっとしたら安定するかもっていうのが経験上のアドバイスとなります。
もしそれでも症状が収まらない時はメーカーのサポートに問い合わせるのもアリだと思います。
相性なのか個体差なのかといった切り分けもしてもらえるので頼っていきましょう!
問題がケーブルの可能性もあるので、HDMI2.1以上の規格の物で揃えるという前提もお忘れのないように!
エレコム HDMI ケーブル 2m ECDH-HD21ES20BK
気になる音質は…
さて、ここからは肝心の音の話です。サウンドバーのレビューって一番書きたいのに一番言語化が難しいところでもあるので、私の拙い語彙で頑張ってお伝えしていってみます。
ひとつ前置きとして、基本的にはPureモードで聴いた時の印象をベースに書いています。これが山内さんの哲学が一番濃く出ているモードで気に入ったポイントとなります。
人の声・セリフ ― 子音が刺さらなくて、ずっと聴いていられる
まず一番最初に「あ、これは好きかも」と感じたのが、人の声の鳴り方です。サシスセソの子音がキンキン刺さってくる感じが全然なくて、とてもマイルドに耳に届いてくれるんですよね。こういう音だと長時間聴いていても耳が疲れないので、気がついたら夜までずっと何か流しっぱなしにしてしまうやつです。
これまでテレビで観ていて聞き取りづらかった俳優さんのセリフとかナレーションも、ちょっと離れた場所から聴いてもちゃんと拾えるようになりました。いわゆるリスニング用途としても全然これ1台でいけてしまうなという印象です。
音楽がスピーカーの中に留まっていない感覚
音楽を鳴らしてみて一番驚いたのが、臨場感とステレオ感のしっかり出ている点です。サウンドバーって筐体の関係でどうしても音が「そこに閉じ込められている」ような鳴り方になりがちなイメージだったのですが、DHT-S218Kはなんというか、音がスピーカーから前に出てこようとする感じがあるんですよね。スピーカーの中に音が留まっていない、と言えばなんとなくイメージできますでしょうか。
ベースもちゃんと量感があって存在感を出してくれますし、そのうえで楽器同士の分離感もしっかり感じられて、ごちゃっと団子にならずに一つ一つの音がちゃんと見える。この価格帯のサウンドバーでここまで分離してくれるのは結構嬉しいですね!
Pureモードの低音は過剰に盛られていないマイルドな出方なのですが、物足りないかと言われるとそんなことは全くなくて、必要な時にはちゃんとグッと鳴ってくれるという、なんとも心地よいバランスで鳴ってくれています。
映画は静と動の空気感がちゃんと描かれる
映画を観た時の印象としては、とにかくダイナミズムの表現が豊かだなと感じました。静かに張り詰めているシーンの緊張感と、ドンと音が炸裂するシーンの解放感、その間にある空気の切り替わりみたいなものまでちゃんと描いてくれるので、家のテレビの前にいるのに映画館にいるような没入感が味わえます。
いや、私はそもそも高価格帯のサウンドバーをガッツリ聴き比べた経験があるわけでもないので、上には上があるのかもしれないのですが、それを差し引いてもこの価格帯でここまでやってくれるのは本当にすごいことだと思います。
過去のトラウマを払拭できる便利なベース調整機能・音調整機能
冒頭でも触れましたが、私は過去にサウンドバーの低音が合わなくて手放した経験があるので、正直今回も大丈夫かなぁと思ってい他ポイントでした。
しかしながら、DHT-S218KのPureモードではその「低音しんどい問題」は全く起きませんでした。むしろちょうどいい、気持ちのいい低音で、ちゃんと鳴ってるのにうるさくないという絶妙なバランスです。
それでも「もうちょっとだけ低音欲しいな」「今夜は控えめにしたいな」というタイミングはあるので、そういう時はリモコンのBass+ / Bass-を押せば低音だけを上げ下げできます。これが地味に便利で、好みや時間帯に合わせて自分の好きなベース音成分を変更できるのは嬉しいポイントですね!
さらにプリセットは用途に応じてMOVIE / MUSIC / NIGHTが用意されていて、観るもの・聴くものに合わせて切り替えられます。夜遅くに映画を観たい時のNIGHTモードなんかは、近隣に配慮しながらでもちゃんと雰囲気は味わえるようになっているので、マンション住まいの方にはありがたい機能だと思います。
それと、人の声が聞き取りづらい時のためにDIALOG ENHANCERという機能も搭載されていて、これが3段階でセリフやボーカルの中域だけをブーストしてくれます。Pureモードで楽しみたいけど、このシーンだけセリフが聞き取りづらいな…みたいな時にサッと使えるので、これも地味に嬉しいポイントでした。
Bluetoothのコーデック、LC3対応でも現状の注意点
DHT-S218KはBluetooth 5.3に対応していて、コーデックも従来のSBCに加えてLC3(LE Audio)をサポートしています。
LC3はSBCよりも高音質かつ低遅延な再生ができるとされている新しい規格で、サウンドバーで音楽を楽しむ用途が広がっている今の時代に合った対応だなと思いました。
ただし、実際にLC3で繋ぐには再生機器側もLE Audioに対応している必要があって、ここは現時点では少し注意が必要です。iOSは2026年2月時点ではLC3に未対応で、iPhoneユーザーが今すぐこの恩恵を受けることはできません。一方Androidの方は、例えばPixelシリーズだと7以降がLC3に対応しているので、Pixelユーザーの方はこの新しい規格でそのまま繋いでみる価値があると思います。
「じゃあiPhoneだとこのサウンドバーのBluetoothはまともに使えないの?」と言われるとそんなことはなくて、SBCでの接続は問題なく可能なので普通に音楽を飛ばして聴くことはできます。そこは安心していいと思います。LC3の恩恵こそ受けられないものの、普段使いで困ることはないかなという印象です。
なお、Bluetooth LE Audioの対応状況は今後のOSアップデートなどで変わっていく可能性があるので、この辺りの情報はご自身の購入タイミングで最新の情報を確認されるのがよいかと思います。
住環境への配慮もお忘れなく
サウンドバーは、音に包まれる没入感が最大の魅力のひとつだと思うのですが、その一方で低音が知らないうちに近隣への騒音になってしまっている、というリスクもあったりします。特にマンションやアパート暮らしだと、ベースの響きが階下や隣の部屋に漏れていないかというのは気になるところですよね。実際、私の周りでもそれが理由でサウンドバーの購入を躊躇している人はちらほら見かけます。
で、今回DHT-S218Kを使ってみての感想なのですが、Pureモードのおかげで、迷惑にならなさそうな音量でも低域はちゃんと感じられるという、すごくありがたいバランスで鳴ってくれているように思いました。低音を無理に盛っていない分、ボリュームを絞っても音が痩せず、ちゃんと音楽として成立しているというか。しかも音自体がキレイに整っているので、夜の時間帯に音楽ライブの映像や映画を観ても、十分雰囲気を味わえるなと感じています。
とはいえ、いくらPureモードが優秀でもスピーカーである以上、出している音は空気を伝って外にも漏れていくものですので、時間帯や音量への配慮は必要だなとは思っています。このあたりは製品の性能だけに頼らず、使う側として気をつけておきたいところですね。
フラット派にこそ勧めたい一台
良かったと感じたところ
一番に挙げたいのは、やはりPureモードの自然で脚色のない音です。ドンシャリでもカマボコでもなく、録音されたものをそのまま出してくれるような素直さがあって、自分の音の好みにガッチリ合ってくれたなと思いました。底面に内蔵されているデュアルサブウーファーのおかげで、別体のウーファーがなくても低音が物足りない感じはなく、量と質のバランスが気持ちいいのも嬉しいポイントです。
セリフの聞き取りやすさと耳の疲れにくさも個人的には大きな加点要素で、長時間テレビや映画を観ていても全然しんどくならないので、普段使いの音響機器としてとても優秀だなと感じています。加えて、HDMI CEC経由でテレビのリモコンから音量操作ができたり、テレビを消すと一緒に電源が切れたりするという使い勝手の良さもあって、ものぐさな自分には地味に刺さる便利さでした。
機能面で見ると、幅890mm・重量3.6kgとサウンドバーとしては扱いやすい筐体サイズに収まっていて、50インチ前後のモニターの下にも自然に収まります。それでいてDolby AtmosやDolby TrueHDにも対応していて、上位モデルのDHT-S517と同じSoCを積んでいるという話なので、この価格帯としてはかなりコスパがいい部類に入るのではないかと思います。
注意しておきたい点
一方で、使い始めでつまずいたポイントもいくつかあります。先に書いた通り、HDMI 2.1未満の機器が混ざっている環境でeARC接続すると不安定になる可能性があります。これはARCにフォールバックすることで安定したので致命的ではないものの、購入前に自分の環境がどうなっているかは一度確認しておくとスムーズかなと思います。
あとはBluetooth LE Audio(LC3)の恩恵を受けるためには再生機器側の対応が必要という点も、人によっては気になるかもしれません。iPhoneユーザーの方は現時点ではSBCでの利用になるので、そこを理解した上で選ぶ感じになるかと思います。
こういう方におすすめしたい
以上を踏まえて、個人的にこのサウンドバーを特におすすめしたいなと感じたのは、ドンシャリや重低音の強さを売りにした製品ではなく、フラットで素直な音が好みという方です。音楽も映画もテレビも、1台でそつなく楽しめるオールラウンダーを探している方にもハマると思いますし、サブウーファーを別置きするスペースは取れないけれど低音はちゃんと欲しいという方にとっても、内蔵デュアルサブウーファーという解は合理的な選択肢になるのではないかと思います。
そして個人的に推したいのが、マンションなどで近隣に配慮しながらも音の世界を楽しみたい方です。Pureモードの低音の出方は、音量を上げずとも質で聴かせてくれる感じがあって、そういう住環境のリスナーにこそ響くチューニングだと感じました。
Denon サウンドバーDHT-S218K
動画もよろしく!
今回の記事は実際に撮影した動画やわたくししゃけごんとずんだもんによるコミカルでより楽しくわかりやすいYouTube動画でも公開しています。興味をお持ちの方はぜひご覧ください!
スペックノート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2024年5月17日 |
| 外形寸法 | 890 × 120 × 67 mm(幅×奥行き×高さ) |
| 重量 | 3.6 kg |
| ツイーター | 25mm × 2 |
| ミッドレンジ | 90mm × 45mm 楕円形 × 2 |
| サブウーファー | 75mm × 2(底面配置+左右バスレフポート) |
| 対応音声フォーマット | Dolby Atmos / Dolby TrueHD / Dolby Digital Plus / Dolby Digital / MPEG-2 AAC / MPEG-4 AAC / リニアPCM(最大7.1ch) |
| サウンドモード | Pure / Movie / Music / Night |
| ダイアログエンハンサー | 3段階調整 |
| Bluetooth | バージョン 5.3 / SBC、LC3(LE Audio) |
| HDMI | 入力×1・出力×1(eARC/ARC対応、4K/60Hz) |
| その他端子 | 光デジタル入力、アナログAUX(3.5mmステレオミニ)、サブウーファー出力、USB(サービス用) |
| SoC | 上位モデル DHT-S517 と同じSoCを搭載 |
| 付属品 | リモコン、単4電池×2、電源コード、HDMIケーブル、かんたんスタートガイド(保証書) |
