ogImage

bootcampでWindowsを入れると発熱が凄い話

近年のMacといえば、Windowsも走る!っていうのが決め手となって
購入される方も多いと思います。

かという私も、2008年頃に音楽とゲームができたらな、
とWinノートPCを買い、その後とても後悔したモノです。しかし、
そのノートPCをドナドナし、とうとうMacを手に入れました!
そして、カスタマイズの中、Windowsも走らせよう、
との事でbootcampを使用してWindowsXPとMacOSXの
デュアルブート環境を構築しました。

でも使い始めると何かがおかしい。普段MacOSを走らせている時は
ほとんど感じない、本体の温度をWindowsを走らせていると凄く感じるのです。

よくよく調べてみると、MacOSではOSレベルでファンをコントロールし
て本体の熱を排出して安定させているのですが、Windowsを走らせると、
ファンのコントロールが効かず、rpmが2000で固定されてしまうという現象
がおこっているようです。

ファンのコントロールが効かず、そのまま使用すれば、
少しCPUやGPUに負荷のかかる作業(ゲームや動画のエンコードなど)
をさせるだけで本体の熱が凄い事になって、PCが勝手に落ちてしまう
という状態に陥る危険性が高いという事になります。

そのファンをコントロールするにはどうしたらいいか、って事ですが、
WindowsのフリーソフトLubbo's MacBook Pro Fan Controlを使用する事で
ファンのをソフトウェアで制御して安定させるというモノ。

Image in a image block

起動すると下部のCurrent Temperaturesがみるみる下がっていくのがわかります。

上部のConfigurationでMacBookと書かれているモノを選択しました。

MacBook(2010mid)の分解記事(Apple Voiceさん) によると、1つのFANで
GPUはヒートシンクにより解熱するような感じで書かれていますので、
これで間違いないでしょう。

Fan Controlsで以上にように設定すると、大体アイドル時で2000rpmまでで
安定し、本体の熱もだいぶ取れて心配も減りました。
ただ、Current TemperaturesのGPUが×印となっていて90℃と非常に高い状態と
なっていてそれが心配となりましたので、GPUを細かくモニタリングする
フリーソフトGPU-Z にてGPUの状態をみてみました。

Image in a image block

おお!CUDA対応!さすがGeForce!ってな気持ちになった詳細表示です。

Image in a image block

Sensorsタブに切り替えた所、GPUの温度も50℃中盤で安定しているようです。
これで安心してパンヤ!ができます!(最近あまりやってないけど)

まだまだ、MacとWinの溝、ハードルたくさんあります。
でもそれと出会って対処するのも面白いこの頃です。

320Mなんでそんなに期待はしてませんが、CUDAエンコードも
少しやってみたいな、と思います。